
夏の車中泊は暑すぎる

車内に物が増えるからコンパクトになるものがいい!

コスパに優れたものなら買いやすいな~

夏の車中泊にピッタリな対策方法やギアをご紹介します
目次
1.夏の車中泊の現実
2.なぜ夏の車中泊は“地獄”なのか?
・車内は想像以上に高温になる理由
・虫・湿気・騒音で眠れない問題
3.真夏の車中泊が快適になった6つの対策
① 車用の網戸・虫除けネット
② USB充電式の静音ミニ扇風機
③ 遮熱サンシェード
④ 車内換気扇
⑤ 通気性の良い寝具
⑥ 車載用クーラー
4.まとめ・紹介した6つの対策をもう一度おさらい
1.夏の車中泊の現実
最近、「車内が暑いな…」と感じることが増えてきましたよね。
そんなある夏の日、車中泊に出かけた僕は、**まさかの“サウナ状態”**に襲われました。
寝ようとしても汗が止まらず、窓を開ければ虫が入ってくる。
電気もエアコンも使えず、車内には“逃げ場”がない。
冬なら厚着やシェラフなどで防寒できますが、夏の暑さには対抗策が少ないんですよね。
そこで今回は、僕の「地獄の車中泊体験」から学んだ
**“真夏の車中泊を快適に乗り切る6つの対策&おすすめギア”**をまとめました!
2.なぜ夏の車中泊は“地獄”なのか?

先日の車内の温度42℃!そりゃ暑いわ!
- 車のガラスや鉄板は、日光を吸収&内部に熱を閉じ込めやすい素材です。
- 日中の日差しで車内がどんどん温まり、閉め切った状態では60℃を超えることもあります。
- 車は断熱設計ではないため、熱が逃げにくい構造になっています。
- 特に夜は風が弱く、窓を開けないと内部に熱がこもり続けます。
- 自分の体温や呼吸、汗の湿気が加わることで、さらに蒸し暑く感じる要因に。
- クーラーや空調を使えない環境では、睡眠中に熱中症のリスクも上がります。
夜でも熱が逃げないのが車中泊の落とし穴。“夏=夜は涼しい”は通用しないので、事前対策が必須です!
- 通気のために窓を開けたいけど…蚊や小虫が容赦なく入ってくる
- 夜中に耳元で「ブーン」と鳴かれたら、もう眠れません。
- 車内は湿気が逃げにくく、じっとりした空気がこもる
- マットやシートが汗で不快になり、寝返りも増えて疲れる…
- 窓を開けると、虫の鳴き声・車の音・人の声が入りやすい
- 特に道の駅やサービスエリアでは深夜のエンジン音もストレス
「暑さだけじゃない“地味にストレスな3要素”をなめてかかると、本当に一睡もできませんでした…。」
3.真夏の車中泊が快適になった6つの対策
① 車用の網戸・虫除けネットを装着
まず、夏の車中泊で一番キツイと感じたのは、
**「風がまったく入ってこない車内の蒸し暑さ」**でした。
基本的にエンジンをかけっぱなしでの車中泊はNGなので、当然クーラーも使えません。
そんな中で風が通らないと、まるで蒸し風呂のような地獄空間に…。
かといって、窓を開ければ今度は蚊や小虫が大量に侵入してくるという恐怖。
「風が欲しいけど、虫は無理!」という矛盾に頭を抱えていました。
💡そこで活躍したのが、車用の“虫除けネット”です。
マグネットやゴムバンド式で、取り付け・取り外しも簡単です。
窓にサッとかぶせるだけで、虫の侵入を防ぎつつ風を通すことが可能に。
メッシュタイプなので視界も確保でき、夜間の安心感もアップ。
専用品もあるのですが、今回は簡易的でコスパ抜群の我らの味方ダイソー商品です。 ¥300/1枚
これをフロントの2窓に設置しました。



風が通ると快適さが段違い ただ、NBOXカスタム JF2には少しサイズが小さいみたいなので、窓のゴム部分に差し込みました(力技)

気になる方は専用品の方がいいかもしれません
✅ 体感的にはこう変わる!
ネットなし:窓を閉める → 無風・蒸し暑い → 汗だくで寝れない
ネットあり:窓を開ける → 風が通る+虫も来ない → グッスリ快眠
💬 実体験アドバイス:
「ネットをつけただけで“風が入る安心感”が生まれたので、精神的にもすごく楽になりました!
🌀② USB充電式の静音ミニ扇風機を使う
窓を開けて風を通せるようになったとはいえ、
外の風だけではどうしても不十分な日もあります。
特に風が弱い夜や、湿度が高い日などは
「風が入ってこない…」「空気がよどんで寝苦しい…」
そんな状況になりがちです。
💡そこで役立ったのが、“USB充電式のミニ扇風機”です。
- 小型ながらしっかり風量があり、体感温度を2~3℃下げてくれる感覚
- 車内の空気を循環させてくれるので、蒸し暑さ・湿気がこもるのを防ぐ
- コンパクト&充電式なので、電源がなくても使えるのが魅力
僕はこちらを選びました
レビューをみると風量が選べ、静穏性があり¥3,000を切る価格でコンパクト USB充電で4000mAhのバッテリーを内蔵し車中泊にピッタリでコスパ面も素晴らしいです。 強いて言えば吊り下げることができると完璧でした
詳しいスペックはこちら
- ❉【高品質設計】卓上扇風機本体には、優れた素材のABS樹脂を採用し、衝撃や高温に強く、耐久性が抜群です。ノイズを減らし、風の抵抗を減らし、空気供給面積を増やすために、5枚羽根を採用され、強力な風力を実現したハンディータイプの扇風機、室内の空気を循環させ、室温を平衡化できます。大きな羽根で効率よく風を集め、大風量での送風を可能にしました。フロントカバーは取り外し可能で、長時間の使用でもお手入れに便利です。細密な防護カバーの安全設計のため、小さい指さえ挿入不可能です。
- ❉【4000mAhのバッテリー内蔵】小型デスク扇風機は4000mAhのバッテリーを内蔵し、満充電の状態で微風モードで約8時間連続使用できます。一晩の睡眠にサポートできます。ファンは便利なUSB充電方法を採用しており、ACアダプタ、モバイルバッテリー、車載充電アダプタ、パソコンのUSBポートなど、どこでも簡単に充電ができます。様々な充電対応でき、夏に外出にもお気軽いに使用いただけます。ご注意:付属している充電ケーブルで本品を充電してください。他のケーブルで充電する場合商品不良の原因となりますのでご注意ください。
- ❉【4段階風量&4段階タイマー】扇風機の風量とタイマーは4段階の切り替えが可能で、お好みや暑さに合わせて、風量とタイマーを自由にお選びいただけます。卓上扇風機は微風、弱風、中風、強風四つの送風モードがあり、ボタンを毎回押すことによってお好みの風量に切り替えてお使いいただけます(電源を切りたい場合は2秒間長押し)。扇風機のタイマーを調節でき、1H、2H、4H、8Hの4モードに簡単に切り替えます。部屋内の換気とか、エアコンの冷風循環とかサーキュレーターとして使用できます。
- ❉【伸縮式と折り畳み式】小型扇風機は使いやすいコンパクトサイズを採用、15cm*7cm(折り畳み)と約0.4㎏の超軽量設計スリムなボディで、使用しない時はスペース取らず収納できます!コードレス設計、持ち運びがとても楽です。伸縮と折り畳みを組み合わせて、 卓上扇風機、リビング扇風機、携帯扇風機3in1の設計で、高さも需要に応じて最大32cmまで調整できます。
- ❉【超低騒音】扇風機作動中、低騒音が実現します。図書館などの静かな場所でも周りの人に迷惑にならないような使用できます。理想的な室内環境を作ります。気になるほどの音はしませんので、良質の睡眠をサピートします。夜でも安心して使えます。 リービング、キッチン、寝室、お風呂場、部屋内の換気、図書館、事務所、職場、会社、オフィス内、ジム、電車、バス、車の中、キャンプ、車中泊、ツーリング、お花見、花火大会、お祭り、バービーキュー、海、海水浴場、プール、ピクニック、エアコンと合わせ使用。
こちらのタイプは吊り下げも出来そうです
こちらは普段使いとも併用できそうです
では実物みていきましょう 左が収納状態→①首を起こした状態→②首を立てた状態→③首を伸ばした状態







音はかなり静かで就寝時にも気にならないレベル 風量は4段階でタイマーも4段階 風量4は結構風量あります

使わない時には折り畳みできるので収納時にも場所を取りません スノーピークの500mlマグよりちょい大きいくらいですかね(^^)


- 風量調整つきの静音モデルで、夜でも気にならない
- モバイルバッテリーで長時間使用OK(6〜8時間連続運転も)
- クリップ式のものならヘッドレストや棚に取り付けられる
💬 実体験アドバイス:
「エンジンをかけなくても“風がある”って、ここまで違うんだと実感しました。音も静かなので睡眠の邪魔にもならず快適でした!」
🛠 チェックポイント:
- 風量は最低「3段階調整」できるものがおすすめ
- ファン直径は15cm前後がちょうどいい(小さすぎると風力不足)
🌞③ 遮熱サンシェードを貼る


車中泊では、夜の暑さもキツいですが
日中の「熱の蓄積」が寝苦しさを引き起こしているのをご存じですか?
車は鉄とガラスでできた箱なので、太陽の熱をどんどん吸収して内部にため込みます。
その熱が夕方〜夜になってもなかなか抜けず、「蒸し風呂状態」が続くというわけです。
💡そんな時に有効なのが、“遮熱サンシェード”の活用です。
- 日中の太陽光を車内に入れないことで、熱を溜めない
- フロントガラスだけでなく、運転席・助手席の窓にも貼ると効果大
- 夜は「遮光・プライバシー対策」としても優秀
✅ 実際に使ってみた効果:
- サンシェードなし:夕方に車へ戻ると車内がモワッと暑い
- サンシェードあり:車内の温度上昇が体感で2~3℃低く、落ち着いていた
💬 実体験アドバイス:
「昼間に数時間駐車しただけで車内がオーブンみたいになってたのが、シェード貼るだけで全然違いました。夜の寝入りも楽になりました!」
🛠 チェックポイント:
- 銀反射タイプや赤外線カット素材がベスト
- 折りたたみ式・吸盤式・ジャバラ式など、収納性や車種適合性も確認を
今回はダイソーさんの折り畳み傘タイプを使用しました


個人的には傘式がオススメ 設置が簡単だし収納時もコンパクト お近くで見つからない方はこちら
絶対パタパタ派っ!の方はこちら
🌀④ 車内換気扇で熱気を外に逃がす
車中泊では「空気がこもる」「熱が抜けない」ことが大きなストレスになります。
特に夕方まで車を停めていた場合、車内の熱が天井や壁にたまり、夜まで残るんですよね。
そんな時に役立ったのが、**車用の「換気扇(排気ファン)」**でした。


💡換気扇は“車内の熱気を強制的に外に出せる”唯一のツール!
- 窓に取り付けて使うファンタイプが主流(ソーラー式もあり)
- 車内の温かい空気を効率的に排出 → 外の涼しい空気と入れ替え
- 網戸や扇風機だけでは不十分な**「空気の循環」**を補ってくれる
✅ 実際に使ってよかった点:
- 扇風機は“風を当てるだけ”だけど、換気扇は空気そのものを入れ替えてくれる
- 車内のニオイ・湿気のこもりも軽減
- 網戸と併用すれば空気の流れを作れる
💬 実体験アドバイス:
「車内の空気が“動いている”という感覚があるだけで、安心感が全然違います。
特に寝る前に数十分だけでも回しておくと、蒸し暑さがかなり軽減しました。」
🛠 チェックポイント:
- 音が大きすぎると睡眠に影響するので“静音タイプ”推奨
- モバイル電源が必要
メルカリにて販売されている方がいるので気になる方は見てみてください
網戸4窓体制も考えたのですが、車内が丸見えになってしまいます プライバシー問題と雨の時の対策として後部座席は プラダンでの目隠し&換気扇を採用しました。 普段は後部座席で過ごすことが多いので他人の視線も気になりません 換気扇と目隠しの詳細は以前記事にしてますので参考にしてみてください
🛏️⑤ 寝具を「通気性の良いタイプ」に変える
車中泊で「寝苦しい…」と感じる原因の一つが、
寝具のムレ・汗によるベタつきです。
特に夏は、マットやシートに熱がこもりやすく、
普通の寝袋や敷きパッドだと、すぐに体が汗でベトベトに…
せっかく涼をとる工夫をしても、寝具自体が熱を持っていたら台無しです。
💡そこでおすすめなのが、“通気性の良い寝具”を選ぶこと。
具体的には以下のようなアイテムが有効です:
✅ 体感温度を下げてくれるアイテム例
- エアマットやアルミコーティング敷きマット:熱がこもらずサラッと快適
- 冷感素材の敷パッド(Q-max0.4以上):肌に触れた瞬間ひんやり
- バンブーマット(竹シート):通気性が高く蒸れにくい
💬 実体験アドバイス:
「何も敷かずに寝ていた頃は、寝返りのたびに汗で不快でした。
通気性のあるマットを入れてからは“寝汗ストレス”が一気に軽減!」
🛠 チェックポイント:
- 通気性+速乾性があるかを確認
- 収納時のコンパクトさも重要(折りたたみやロール式が◎)
- 厚みがありすぎると車内高を圧迫するので注意
僕は布団に敷いて使うタイプの敷パットです クローズドセル型のマットに載せて使っています 寝る時は敷いて使うのもいいですし、折りたたんで座布団の様に使うのもありです。
普段使いとも併用できるので、いいですね
❄️⑥ 車載用クーラーで“安全&快適”な冷却を実現!
真夏の車中泊でどうしても避けられないのが、就寝時の「暑さ問題」。
扇風機や網戸ではどうしても限界があり、
「結局寝つけない…」「汗だくで何度も起きた」なんてこともありますよね。
そこで今注目されているのが、**ポータブルタイプの“車載用クーラー”**です。
💡エンジン不要で、安心して使える「小型冷風機」や「コンプレッサークーラー」
- 車のエアコンのように稼働し、冷風を直接体に当てられる
- ポータブル電源があれば夜間使用もOK
- 音も静かで、車中泊向けに設計されたモデルも多数
✅ 車載クーラーの主な種類:
タイプ | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
ペルチェ式 | 静音・軽量。風はややぬるめ。 | ★★★☆☆ |
冷風扇(タンク式) | 水や氷を使ってひんやり風を送る | ★★★★☆ |
コンプレッサー式 | 家庭用エアコンに近い性能。価格は高め。 | ★★★★★ |
🛠 導入のポイント:
- ポータブル電源(500Wh〜1000Whクラス)との併用が基本
- 排気ダクト・排水の有無を確認(車内設置しやすいかどうか)
- 静音性&電力消費をチェック(夜間使用を想定)
✅予算はかかるが「快眠の質」が劇的に変わるアイテム。
長期的に車中泊を楽しみたい人には、かなりおすすめです! エンジンをかけずに窓を閉めて使えるので、これがあれば夏の車中泊問題は解決です
バッテリー式のモデルもあります
🔽4.まとめ・紹介した6つの対策をもう一度おさらい
対策番号 | 内容 | キーワード |
---|---|---|
① 車用の網戸・虫除けネット | 窓を開けて風を通しつつ虫をシャットアウト | 通気・防虫 |
② USB充電式の静音ミニ扇風機 | コンパクトで就寝時も気にならない風を確保 | 静音・冷風 |
③ 遮熱サンシェード | 日差しと熱をブロックし室温上昇を防ぐ | 日除け・断熱 |
④ 車内換気扇 | 熱気を排出し空気の流れを作る | 換気・循環 |
⑤ 通気性の良い寝具 | 蒸れにくく体温調整しやすい素材を選ぶ | 涼感・快眠 |
⑥ 車載用クーラー | ポータブル電源と併用で“本格冷却” | 冷風・本気の対策 |
いかがでしたでしょうか 今回も何か皆様のお役に立てたら嬉しいです
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